序章
さあ
ということで
歴史シリーズの
本編スタートだよ。
前回までは
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教について
それぞれ詳しく解説したけど
たぶん全く覚えてないと思うから
→コチラを参照してね
今日からしばらくは
ユダヤ人による
イスラエル建国までの話をしていくんだけど
そのなかでも重要な
十字軍の話をしていくね。
ちなみにこの十字軍の話は
キリスト教とイスラム教がメインで
ユダヤ教自体は
ほぼ関わってこないんだけど
聖地エルサレムが主役の
とても歴史的に重要な出来事だから
詳しく説明してくね。
おさらいなんだけど
2000年前のユダヤ人たちは
現在のイスラエルの場所に住んでいたんだ。
#土地感としては
#現在のイスラエル=パレスチナの
#理解で大丈夫
だけどローマ帝国に侵略され
#当時最強
ユダヤ人は
世界中に散らばってしまったんだよ。
ユダヤ人は
いつかパレスチナの地に
帰ることを悲願にしていて
それが叶うのは
2000年後のおはなし。
ユダヤ人がパレスチナを追い出されてから
だいぶ時は流れ
7世紀くらいに
影響力を強めたイスラム教が興した
”イスラム帝国”が
パレスチナの地を征服。
その後イスラム系の王朝が
ずっとパレスチナを支配していくんだけど
ついにあの
十字軍がやってきたんだ。
#11世紀ころね
その当時
キリスト教徒にとっての
聖地であるエルサレムは
#イスラム教徒にとっても
#聖地だけどね
イスラム教の国が支配していたことで
聖地の巡礼が制限されたりして
キリスト教徒の不満が存在していたんだ。
当時の勢力図はちょっと複雑で
まずキリスト教圏は
東と西に分かれていて
その東側はイスラム教圏と接していたため
常にイスラム勢と勢力争いが起きている状態。
#基本仲悪かった
そして東側で
ある時イスラム勢との争いで
深刻な敗北があり
仕方なく
西側に応援を求めたんだ。
#西と東も基本仲悪かった
そしてその要請を受けた西ローマ教皇が
聖地エルサレムの奪回を教徒に促し
キリスト教徒たちに
信仰のために戦う動機が生まれたんだ。
そして
キリスト教vsイスラム教の
長い戦いが始まる。
まずはここまでが
長く続く十字軍遠征の序章だよ。
ちなみに
先にちょっと触れたけど
東西のキリスト勢にしても
イスラム勢にしても
宗派や文化の違いで
けっして仲がいいわけではなかったんだ。
イスラム勢は
東ローマ帝国だけでなく
イスラム教圏内でも戦争をしていたし
キリスト勢に至っては
応援要請をした
東ローマ帝国が
西ローマ帝国のことを
辺境の
蛮族として見ていたみたいだよ。
。。。
。。。
。。。
かわいそう。
#実際当時は東の方が栄えていた
まあそんな感じで
今日はここまで。
明日は
”十字軍”とはどういった軍隊だったのか
について
詳しく話していくね。
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