無駄じゃなかった
ついに
終わりを向かえた十字軍なんだけど
最後の時期は
理念を失ったことで
暴徒化してることもあって
十字軍に対する
現代からの評価としては
”高いものではない”っていうのが
一般的なんだよ。
イスラム教徒との確執も
生んじゃったしね。
いっぽうで
この長い遠征によって
後の世界には
多くの影響を与えていて
まずは
”ヨーロッパからエルサレムって
意外と遠くないね”
って認識を作ったこと。
いやもちろん
めちゃくちゃ遠いんだけど
戦争ができる程度の距離感ってのが
分かったことによって
互いに
交易が生まれるようになったんだよ。
#宗教と商売は別腹
つぎに
戦争中は
大量の物資を船で運ぶ必要があり
船による運搬技術が向上したんだ。
それが
大航海時代につながったんだよ。
ちなみに当時のキリスト教圏は
文化的に進んでいたのは東側の国々で
戦争が終わって互いに交易が進んだことで
西ヨーロッパは発展していくんだよ。
後にルネッサンスが生まれたのも
イスラム文化との交流のたまものなんだ。
こうやってみると十字軍というのは
戦争としての評価は低いけど
その後の世界の発展への貢献度は高く
歴史のつながりを
しっかり感じられる
大切なピースだったんだね。
ということで
とっても長かった
十字軍のおはなしでした。
でね
最後に余談なんだけど
#恒例行事
”赤十字”ってあるじゃん?
#戦争とか災害での犠牲者を
#支援する団体だよ
赤十字が使用している旗は
十字架のマークなんだけど
#ググってみて
イスラム諸国では
わざわざ違うデザインの旗を
使ったりするそうだよ。
なぜならイスラム諸国にとって
十字架ってのは敵のシンボルだからね。
#十字軍が残したマイナスイメージは
#いまでも残っている
国際社会では
日本に住んでいると決して分からない
そういった配慮も必要なんだ。
いやほんと
勉強になるよね。
父ちゃんのおはなし。
。。。
。。。
。。。
うっせえな!
#自分でいうな
さあということで
当時の下書きを
大幅に改修して
クオリティを限界まで高めた
今回のシリーズは
いかかだったでしょうか?
#さすがにちょっと疲れた
なので明日は
なんか適当に箸休めして
#ちゃんとやれ
そのあとは
いよいよ
イスラエル建国シリーズが
始まります!
#誰も待ってねえよ
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