頭良すぎだろ
ドルの価格が高止まりしているであろう
この時期に
なぜ銀行はドルを売る商品に
チカラを入れてきているのか。
それはね
銀行が”利確”をしたいからさ。
#どういうこと?
詳しく説明するね。
実は銀行は
短期的な金利の動きを
マネタリーベースで
判断することができるんだ。
マネタリーベースってのは
各国の保有しているお金の量のこと。
そしてお金の量を基準に
金利というものは決まっていく。
世の中のお金の量が増えれば
お金は借りやすくなるよね?
だから金利は下がるし(通貨価値も下がる)
逆もまた然り。
#今の日本の状態
でもって
円とドルの値段の関係ってのは
アメリカのマネタリーベースとの
比較でもあるわけさ。
ようは
仮にアメリカのマネタリーベースが
日本より相対的に多くなれば
自然とドルの価値が下がるってことだよ。
#円と比べてね
#魚がいっぱい獲れると
#値段が下がるよね?
そういった感じで
日本とアメリカの
マネタリーベースを把握することで
両国の金利の動きを予想することができ
それに連動して
為替の動きも予測できるってわけなんだ。
ここまでは
ついてこれてるかな?
。。。
。。。
。。。
これてねーわ!
#説明下手でごめん
まあ小難しいことは置いといて
#ここまで話しといて
ポイントは
銀行が
今の円安について
日本とアメリカのマネタリーベースをもとに
しっかり予想してたってこと。
#2,3年先くらいまでは読めるらしい
そのうえで
事前に
ドルをしっかり買っていたってことなんだ。
#悪いことじゃないよ
ということで
銀行はいま
利益がしっかり出てる状態のドルを
大量に保有しているんだ。
#”含み益”の状態
その”含み益”が発生しているドルというのは
売買成立のタイミングで
利益が確定するわけで
#”含み益”が”利益”になる
つまり
一番円安であろうこのタイミングで
”お得な”外貨商品を売り出しているのは
当時安く仕入れたドルを
高くなったこのタイミングで
売りたいからなんだ。
これはね
とてもしたたかな
銀行の
”出口戦略”
ってことなんだよ。
~つづく~
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