今回は1話完結
さあ今日は歴史の勉強回。
ユダヤ教に続いて
キリスト教の解説だよ。
キリスト教の起源ってのは
イエス・キリストの教えが
基礎になっているんだけど
それはなんとなく知ってるよね?
キリスト教が誕生したのは
パレスチナが
ローマ帝国に支配されていた時期。
#2000年前くらいね
そのパレスチナに
マリアって女性が住んでいた。
ローマ帝国に虐げられている
ユダヤ教の民のひとりさ。
あるときマリアのもとに
大天使ガブリエルが現れ
マリアに”神の子を妊娠する”と告げる。
有名な受胎告知だね。
#レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたアレだよ
その後マリアから誕生したキリストは
もちろんユダヤ人であり
ユダヤ教の信者だったわけだ。
そもそもユダヤ教とは神から選ばれた
”ユダヤ人のため”の宗教。
だけどキリストは
ここに疑問を持つ。
神を信じていれば
”ユダヤ人じゃなくても救われていいんじゃないか”
と。
そこでユダヤ人以外にも神の教えを広めるために
独自の布教を始めたんだよ。
その教えはユダヤ教とはスタンスが異なるもので
次第にユダヤ教の指導者と対立し
結果
危険思想の持ち主として
ローマ帝国に引き渡され
キリストは
ついに処刑されてしまったんだ。
しかし処刑された3日後に
キリストは復活。
キリストの信者たちの前に現れ
さまざまな奇跡を起こしたそうな。
そしてキリストは
あらためて天に召されるのだけど
各地で起こした奇跡は
多くのひとが目撃していて
キリストこそが救世主なんじゃないかと
噂が広まっていくわけだ。
そう
ユダヤ教における救世主伝説とつながっていくんだよ。
#覚えてるかな?
#世界の終わりに救世主が現れるってアレ
一度死んで復活し
各地で奇跡を起こした
神の子としてね。
ちなみに”キリスト”というのは救世主を意味するんだ。
だから本来キリストって呼ぶより
イエスって呼ぶ方が適切かな。
#いまさらだわ
その後キリストの弟子たちが
キリストの教えを各地に広め
いつか
キリスト教となって広まっていったわけさ。
もちろん順風満帆ではなく
ローマ帝国に弾圧なんかされながらも
400年かけて
なんとローマ帝国の国教になるまで発展したんだよ。
その結果キリスト教は
ヨーロッパ全土に広まっていったんだ。
そしていまでは
世界の三大宗教のひとつになっているほど
影響力のある宗教として発展しているよ。
というわけで
キリスト教についてはこのくらいにしとくね。
今回の本筋のテーマであるガザ戦争は
キリスト教とそれほど関わりがないからね。
うん分かるよ。
きみには
この長さじゃ
物足りないよね?
。。。
。。。
。。。
十分脂っこいわ!
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