ぴあっくって読むよ
ここ1年くらいかな。
よくこんな発信を耳にするんだ。
「日本人の3人に1人が文章が読めない」
って。
確かにXを眺めていると
会話がうまく嚙み合ってない
論破合戦が
日常的に繰り広げられていて
体感的にも
”確かに文章が読めない人が多いな”
って思うことが多い一方
どこのデータなんだろう?
ってのも毎度思ってた。
さすがに気になったから
調べてみたんだけど
どうやら「PIAAC(国際成人力調査)」
ってのが根拠になってるみたいだよ。
けっこうガクブルの
結果が出てたから
今日はそのお話。
そもそもPIAACってのは
16~65歳を対象に
仕事に必要な
「読解力」「数的思考力」「ITスキル」を調べたもの。
2011~12年に
#2年間かけて実施
先進国を中心に
24の国と地域で実施されたものだよ。
#この時が一回目
だから調査結果としては
10年前と古いものになっていて
それを前提に話を聞いてね。
まず
どういったものが出題されるかというと
「読解力」「数的思考力」「ITスキル」の
3ジャンルに分かれていて
レベル1~5までの難易度が設定されているよ。
「レベル3」というのが
「小学校5年生程度」のスキルのもので
そのうち「読解力」の問題では
日本の成人の正答率は72.3%。
#もう一度言うけど
#小学校5年生程度
興味深いのが
「レベル4」の問題で出されていた
「150文字程度の本の概要を読み、質問に当てはまる本を選ぶ」
というもの。
これね
日本人の8割近くが不正解だったんだ。
ちなみにXは140文字。
つまり
Xのユーザーの大半が
内容を正しく理解できていない可能性がある。
ってこと。
#恐ろしい
「数的思考力」と「ITスキル」も同じような
悲惨な結果になっていて
結果をまとめるとこんな感じ。
①日本人の約3分の1くらいは、日本語がきちんと読めない。
②日本人の3分の1以上が、小学校3、4年生以下の数的思考力。
③パソコンでの基本的事務作業ができるのは日本人の1割以下。
。。。
。。。
。。。
なかなかショックな結果だよね。
でも父ちゃんが
もっとビックリで
なおかつ複雑だったのが
こんな成績でも
日本人は
「読解力」「数的思考力」「ITスキル」
いずれにおいても
先進国で1位だったこと。
~つづく~
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